わたしたちは、毎年7月9日を「平和の日」と位置づけ、
非戦平和を願い、いのちの尊厳を守る取り組みを進めています。
日時:2024(令和6)年 7月9日(火)
会場:本願寺鷺森別院・本堂
講師:志 賀 賢 治 さん 元広島平和記念資料館館長
講題:原爆がもたらしたもの、奪ったもの 「記憶の博物館」の軌跡と課題
日 程 12時30分 受 付
13時30分 追悼法要
14時20分 みんなで歌おう コーラス:かりょうびんが鷺森
15時00分 記念講演
16時00分 閉 会
※駐車場に限りがございます。公共交通機関でお越しください
和歌山教区では、1994(平成6)年7月8日に「全戦没者50年追悼法要」を勤修いたしました。これは戦後50年を節目として、御同朋の社会をめざす非戦・平和の取り組みから、すべての教区で「千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要」の趣旨を体した法要を勤修していくことの呼びかけにより実施されました。
1995(平成7)年4月15日、本願寺御影堂での「終戦50周年全戦没者総追悼法要」のご親教で、当時のご門主(即如前門)は、
戦争のために傷つき、斃(たお)れた方々の深い悲しみや切実な平和への願いに思いをいたす時、私たちは、心をひきしめ、襟を正さずにはおれません。そして、とらわれをはなれて、過去の事実を確かめ、省み、戦争を繰り返さないよう、すべての人々に平和が実現するように つとめなければなりません。それが、死をむだにしないということであります。 (中略)
世界の各地で争いの絶えない今、すべての「いのち」を尊ぶ仏教の精神を身につけ、実践していくことこそ、私たちの課題であると申せましょう。
と述べられました。このお心をいただくとき、再び戦争への道を歩まない平和な社会を築く運動を、単なる一過性のものに終わらせてはなりません。
和歌山教区では、1945(昭和20) 年7月9日の和歌山市大空襲の日にあわせて、7月9日を「平和の日」と位置づけ、「平和を希(ねが)う念仏者の集い―全戦没者追悼法要―」を開催し、いのちの尊厳を守る取り組みを進めております。
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