世の中 安穏なれ

第12回孫市まつり開催

 3月27日、鷺森別院とその周辺を会場に、孫市まつりが盛大に開催された。
 今年は、昨年に引き続き、俳優の榎木孝明さん監修・出演による武者行列と野外劇が行われた。戦国期の甲冑を着た武者行列は、和歌山城一の橋を出発し、和歌山市駅を経由し鷺森別院へと行進した。この行列は、本願寺第11代顕如上人が1580年(天正8)4月10日、紀州鷺森に大坂から移られた際、顕如上人を守った雜賀衆を再現したもの。
 野外劇では、劇を一目見ようと鷺森別院境内が多くの人で埋めつくされ、雜賀孫市を演じた榎木さんの迫真の演技に思わず引き込まれていた。
 今年は、和歌山教区仏教壮年会連盟の会員らがキャベツやはっさくなどを露店で販売し、会場の盛り上げに一役買った。
 今年で12回目を迎えたこの催しは、2005年(平成17)3月26日、鷺森別院の蓮如上人500回遠忌法要、並びに本堂再建10周年慶讃法要(2法要)の記念事業として、地元商店街と共同で「鷺森御坊と孫市の街~花まつり」を開催したのが始まり。
 現在では、戦国期に本願寺護持に尽力した雜賀孫市を旗印に町おこしをしている市駅前商店街が「孫市の会」を組織して、この催しを主催している。

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